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2018年8月19日

Madatariらが2016年に出版した文献は、なんとそのタイトルが「なぜ歯科医はラバーダムを使わないのか?」という歯科医にとっては耳が痛いものでした。研究はサウジアラビアの一般開業医とエンドドンティスト(根管治療の専門医)にアンケートを送り集計したものでしたが、彼らがどの位の割合でラバーダム(というゴムのマスクのようなもの)を使っているのかを調べたものでした。結果、根管治療の専門医は8.5割以上で使用され、専門医を取ろうとトレーニングしている歯科医は100%ですが、一般開業医では2割程度しか用いられていませんでした。著者は非常に残念がっています。というのも歯科の世界では、根管治療中には細菌が入って来ないようにラバーダムを用いるのがガイドラインになっているからです。皆さんの先生もきっと使ってくれていると思いますが、下の図のように歯の周りを消毒してから根管治療や神経を取る際に使います。

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2018年1月29日

おはようございます。
先日、歯の中に細菌が大量に入ったことで、ほっぺたが腫れて来院された患者さんがいらっしゃいました。大変です。特にその状態が長期間続くと、危険な場合もあります。そういう場合でも、歯がしっかりとしている場合は根管治療を行うことで、助かる場合もありますが、歯の中に入ってしまった細菌を可及的に全て取ることが必要となります。
歯の中の根管は曲がっていたり、複数の根管があったり、先の方は複雑な形をしていたりで、全ての細菌を取り除くのが難しいのです。
ですから、そういう大きな問題にならないようにすることが非常に重要です。
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通常根管は4つくらいあり、湾曲しているので、その湾曲に沿うように治療するためには特別な道具が必要となります。

2018年1月25日

スウェーデンは世界でも屈指の予防大国です。
しかし1960年代は日本と同様、非常に多くの虫歯や歯周病が蔓延していました。
しかしながら、その実態を調査し、さらには予防を行うための司令室を作ったのが
1970年で、それ以来口腔内の状況はどんどん改善していきました。
さて2013年頃にはすでに80歳の人の口腔内で残存している歯の数が平均で
20本を超えました(下図)。
素晴らしい!日本は、、、、、まだまだですね。

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2017年7月28日

おはようございます。
今週は東京はやや暑さが楽ですね。
本日はアメリカの根管治療の専門医の学会から
ロゴが送られてきましたのでご紹介いたします。

このロゴはアメリカの学会から
あなたを根管治療の専門医として認定するよ、っていう
マークです。

私はスウェーデンで専門医としての勉強をしたのですが、
実はアメリカの学会にも所属していますので、ここからも
認定を受けています。

もしも神経を取らなくてはならない状態になったり、
歯の根の先に膿が溜まったりして、
根管治療が必要になった場合は、是非ご相談くださいね。
治療の質を保証できます。

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2017年7月18日

数週間前にひどく歯が痛くなって、
いらっしゃった方がいました。
お口の中をみると、色々な可能性はありました。
歯茎が悪いとか、歯自体が悪いとか、実はその歯の反対側が悪いとか、
それで1つ1つ原因を探っていったら、実は歯が原因でなかったんですよ。
そして、それは実は顎の痛みでした。
結構多いです。
歯の治療しても痛みが取れないという場合は、
大抵は2つしか理由はありません。
1つは治療が悪い。
もう1つは診断が間違えている。
多くの方が痛みを解決に当院にいらっしゃいますが、
数件回ってから来院される患者さんの痛みは大体、診断が間違えています。
それは治りませんよね。
大事です、診断。

本当は簡単ではないのです。

2017年7月 2日

ジメジメする季節になりました。
雨が降るよりは良いかな。
さて今回は虫歯になりやすい飲み物を紹介します。
意外や意外な飲み物が含まれていて、皆さんびっくりされるかもしれません。
虫歯になりやすい、ということは要するに酸性の飲み物が良くないわけです。
それも、酸性度が高いほど危険です。
酸性度はpHで表されますが、酸性度がpH5.5以下に下がってくると
歯が溶けやすくなります。
なんと、ブラックコーヒーも含まれているのには、びっくりですよね。
年齢が高くなって歯周病が進行した人では歯の根元が見えてきます。
根元の虫歯は pH6 で起こります。

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2017年3月20日

人は良く情報に騙されますが、騙す方も考えているから騙されやすいですよね。
未だに振込詐欺が横行しているようです。
様々な歯科材料情報も同様で、メディアで紹介されているような歯ブラシとか歯磨き剤とかうがい薬とか、消費者は色々騙されているだろうなあと思います。消費者どころか歯科医も騙されるので、彼らが誤って紹介することをメディア(を使う会社)は期待しているのだろうと想像してます。騙されない歯科医の方が少ないでしょうから。
ここに1つの例を紹介いたします。
根管治療に用いられるシーラーという材料(根の中に入れる薬のようなもの)です。
あるWebサイトで BC シーラーというものがビデオで紹介されていました。
(http://restorativeendo.com/#videoModal)
非常にインパクトのあるビデオで、幾つかの研究も引用されていたのですが、そのうちの1つを写真に撮ったのが下の図。
3つのバーがあり、歯が折れるためにはどのくらいの力が必要かを示しています。左は根管治療をしていない歯が折れるまでに、真ん中がBCシーラーと特別な充填材料を用いて根管治療した後にその歯が折れるまでに、どの位の力が必要かを表しています。一番右は、BCシーラーと通常の歯科医院で用いられているガッタパーチャポイントで根管充填された歯が折れるために必要な力を表しています。
この研究結果から真ん中の治療方法が、左の根管治療しなかった歯と同程度に歯が折れにくいことを強調しています。皆さんも同様な意見でしょうか?
ちなみに2011年に出版された Ghoneim らの研究が引用されていて、説得力がありそうに思えますよね。
私の見方はまた次回にお知らせしますね。

BC sealer

皆さん

ご無沙汰しております。
なんと気がついたら1年間ブログを書いていませんでした。
何かと忙しくしていたからでしょうか。
さて、今日は治療計画について書きます。
患者さんにとって、治療計画は重要なステップです。
その計画を、治療する先生だけにお任せするというタイプの方もいるかもしれません。
出来るだけ良い治療を、と希望される方もいらっしゃいます。
出来るだけ良い治療って、、、結構大変なのですけどね、、、
例えば場合によっては冠を被せないといけない歯もありますよね。
それをどのようなクオリティーで治療するか、色々な条件でそのクオリティーは変わってきます。削った歯にしっかりと精密に出来るかどうか、周りの歯との調和が取れているかどうか、噛んだ時の機能は大丈夫か、その被せた歯をブラッシング出来るか。他にもあるかも知れません。治療の結果、良い状態を維持出来ることを期待していらっしゃる場合は、治療のみならず、ご自身の健康管理がしっかりと出来ることが条件となります。
このようなご希望は、患者さんがどのような医療を受けたいかご相談することで明確となります。それに基づき治療計画に合った治療が選択されるということになります。言い換えれば、同じような歯の状況であったとしても、患者さんの希望や治療の選択によっては、結果が異なることになるわけです。
このようにしっかりと治療計画を相談して決めていく事は非常に患者さんにとって重要な事ですが、それではどうやって治療計画の案を提示すると思いますか?
治療計画を立てる際には、患者さんの口の中を細かく診査して、その状況を適切に分析をしているのです。細かく診ていくためには、通常よりも長い時間が必要です。目で見ただけでは、そこにある虫歯さえも良く見えないことが多いのです。治療計画を立てる前の精密診査はマイクロスコープを使って細かく診査してもらうことをお勧めしています。
診査が変われば、診断が変わる。診断が変われば治療計画が変わる。治療計画が変われば治療の方法が変わります。これら1つ1つが非常に重要なステップなのです。

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2016年4月30日

皆さんこんばんは
東京国際歯科六本木の休診日ですが、
毎週月曜日と祝日となっております。
ゴールデンウィークも、この通りのお休みとなりますので、
5月2日(月)
5月3日(火、祝)
5月4日(水、祝)
5月5日(木、祝)がお休みとなります。

明日
5月1日(日)は診療をしております。
また、5月6日(金)からも通常通りの診療となります。

少し長いお休みでご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い致します。

2016年4月17日

悪い虫歯の部分を取った後は、その部分を埋めるという操作をします。その際に確実な結果を得たいと希望したいわけです。当院ではそのために、ラバーダムというゴムのマスクを使って詰めていきます。
そうしないとその部分に唾液や水分が侵入してしまい、治療後にしみるという症状が出てしまうことになりやすいわけです。口腔内は乾燥していません。しっかりエアーをかけたりしても、虫歯が出来た場所が歯と歯の間では歯肉もあり、水分のコントロールが難しいわけです。そこがうまくいかないと、詰め物が歯に接着せず、隙間ができ、しみる症状が取れない、、、、ってなるわけです。
一般的な歯科医院ではこれは行われていません。なぜかって?面倒だから、費用が余計にかかるから、時間が非常に長くかかるから、難しいテクニックだから、です。
アメリカでも約12%くらいの歯科医院でしか実践されていないようです。
本当は重要なんですけどね、治療には費用と時間が余計にかかります。
手を抜きたい気持ちはわかりますけど。
出来るだけの配慮をしたいですね。

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