2016年5月 6日

歴史ある街ならでは!麻布十番の顔5選

江戸時代から門前町として栄え、国際色豊かな麻布十番は、歩いていてもさまざまな表情を見せるため、ゆっくり散策するのにぴったりの街。旧所名跡もたくさんあります。

麻布山 善福寺
善福寺の門前町として栄えた麻布十番を語るのに欠かせない浄土真宗本願寺派の寺院。安政の仮条約から明治元年までアメリカ公館が置かれ、ハリスらが居住していたことでも知られています。敷地内にはハリス記念碑が建立されており、当時の歴史を私たちに伝えています。もともとは空海(弘法大師)により824(天長元)年に創建された古刹で、その後鎌倉時代に浄土真宗にあらため、関東七ヶ寺になりました。

善福寺は太平洋戦争の東京大空襲で焼失。そのため大阪府八尾市にあった寺院が移築されました。この移築された寺院は、もともと徳川家康が京都東本願寺として建立したもので、その後東本願寺を立て直す時に八尾に移築。それがさらに東京に移築されることとなり、現在にいたります。そのため建物自体は300年以上の歴史があります。

そのほか、敷地内には天然記念物に指定された推定樹齢750年の逆さ銀杏や、福沢諭吉のお墓、越路吹雪の碑などもあります。
住所:港区元麻布1−6−21

麻布十番納涼まつり
麻布十番商店街では1年を通してさまざまなお祭りやイベントが開催されていますが、その規模も来場者数も知名度も、圧倒的なのが毎年8月の第3土曜・日曜日に開催される「麻布十番納涼まつり」です。2015年はなんとわずか2日間で約50万人の来場者を記録!そして2016年にはいよいよ第50回目を迎えます。

このお祭りがほかと違うのは、その出店。金魚すくいや綿菓子といったいわゆる日本のお祭りの屋台もありますが、メインとなるのは商店街を長年支えてきた老舗や気鋭の名店たち。ものすごい混雑を乗り切りさえすれば、1日で10店舗分食べ歩くのも夢ではありません。また「おらがくに自慢」として日本全国からお国自慢が勢ぞろい。そのほか、子どもたちが存分に遊んで楽しめる「ふれあい子供広場」も設けられるので、子ども連れも安心です。

もちろん、催しも充実していて、江戸の粋がたっぷり感じられる「祭囃子屋台」が十番稲荷神社に設置されるほか、パティオ十番の特設ステージでは昼から夜までひっきりなしに、パワフルなステージパフォーマンスが繰り広げられます。

そのほかのイベントは麻布十番商店街のホームページでチェック!
http://www.azabujuban.or.jp/event/

きみちゃん像
「♫赤い靴はいてた女の子 異人さんに連れられて行ったった〜」の歌い出しで、誰もが知っている童謡『赤い靴』(野口雨情作詞・本居長世作曲/1922年発表)は、実在する少女・岩崎きみちゃんを題材にしていると言われています。実際の少女は孤児院に預けられ、結核に冒され、異国に行くこともなく、母と再会もせず、わずか9歳で亡くなってしましました。少女の母は最愛の娘がアメリカで幸せに暮らしていると思い込んだままその生涯を閉じたそうです。

その少女の最期を看取った孤児院が麻布の鳥居坂教会(現・十番稲荷神社)だったことから、1989年2月28日、パティオ十番に『きみちゃん像』(佐々木至作)が建立されました。像の足元には冥福を祈る人々から浄財が置かれ、その累計はすでに1300万円に達しています。麻布十番商店街では毎年、世界中の恵まれない子たちのために日本ユニセフ協会に寄贈しているそうです。
住所:港区麻布十番2−3−8 パティオ十番内

パティオ十番
\東京メトロ南北線4番出口を出て、パティオ通りをまっすぐ進むと、6本のケヤキが目印の「パティオ十番」があります。「きみちゃん像」がひっそりと佇むのもこの広場内です。1986年に完成したこの広場は麻布十番商店街の憩いの場であり、催しも開催されます。「麻布十番納涼まつり」の特設ステージもここに設置され、毎月第1土曜日には骨董市が開かれます。レンガの石畳はまさに海外の「パティオ(中庭)」そのもの。ケヤキが四季折々の表情を見せ、クリスマスシーズンは幻想的なイルミネーションで彩られます。映画やドラマ、CMなどのロケ地になることもしばしば。『流星の絆』(主演:二宮和也)や『キラキラ研修医』(主演:小西真奈美)などもここで撮影されました。
住所:港区麻布十番2−3−8

十番稲荷神社
「麻布十番納涼まつりでも祭囃子屋台が設置される十番稲荷神社は、地下鉄の駅7番出口から出るとすぐ、徒歩0分にある小さな神社。小さいといっても侮るなかれ、見どころはいっぱいです。港七福神のお社でもあり、「港七福神宝船」や「かえるのお守り」が有名です。

ちなみに港七福神めぐりは、港区内の七福神と宝船のあるこちらの十番稲荷の計8か所をめぐるもので、毎年元旦から成人の日までの期間限定で行われています。

七福神めぐりは専用の用紙ですが、十番稲荷神社オリジナルの御朱印帳がかわいいと密かな人気に!そのほかにも、毎月1日15日の月次祭でしか入手できない御守護札など限定アイテムも多く、何度もお参りしたくなる神社です。
住所:港区麻布十番1−4−6

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